設立までの経緯

インダストリーネットワークのあゆみ

1994.6 諏訪湖電走会

製造業の活性化のため自ら行動をはじめる必要性を感じ、「諏訪湖電走会」というグループを製造業に携わる若者を中心に20数名で結成。長野県の製造業の得 意な製品をアピールし、また若者の夢と希望を広げるものとして電気自動車を作って製造業の活性化につなげるという目的をもって活動を開始。現在も、電気自 動車レースに参加し続ける。

 

1995.8 インダストリーウェブ研究会発足

諏訪湖電走会の中に「インダストリーウェブ研究会」を発足させ、初の“製造業のためのwwwホームページ”を制作・開設。ものづくりに必要な様々な情報を インターネット上に構築し、メーカー、企業、地元製造現場の役に立てる情報ツール・道具としての情報を全国の情報とリンクしながら、金属機械加工・開発・ 設計・組立て・調達・監理など、様々なものづくりに役立てるホームページを発信。

 

1996.12 諏訪バーチャル工業団地(S-VIP)開設

ネット上での新規受注や、精密工業などが集積する諏訪地域の技術力を全世界にアピールする目的でホームページを開設。当初、地元製造業10社が参加し、イ ンターネット上に「諏訪バーチャル工業団地(S-VIP)」を形成。「インターネット受注研究会」としての会議や勉強会を数回重ね、ネット上に議事録を発 表。

 

1997.9 諏訪バーチャル工業団地メーリングリスト開始

会員企業同士が個々の技術や経営などの情報を議論しあい、提供できる場として、メーリングリストを開設。情報の囲い込みではなく、お互いに共有すること で、自社技術の磨き上げとハイテク技術の応用に力を入れる。開設当初35名、今では約150名(2001年現在)まで会員が増え、メールも3000通を超 える。

 

1998~ 通産省にプロジェクト認定 eものづくり@岡谷

「インターネット受発注実証実験プロジェクト98」「インターネット高度利用研究会プロジェクト99」として、通産省が定めるコーディネート支援事業に2 年連続認定。以後、支援事業を離れても、岡谷市とインターネット高度利用研究会が主催し、「eものづくり@岡谷2001/2002」が連続開催され、ネッ トで『モノづくり』をする実験が進められ、S-VIP参加企業50社が展示や発表を行う。

 

2000.4 インダストリーネットワーク株式会社設立

インダストリーウェブ研究会の有志が集まり、会社を設立。
諏訪地域の産業活性化のみならず、新たな産業プラットホームという「仕組みづくり」の実現に向けて活動を開始。